梅雨らしい雨降りの一日、こんな日こそ相応しい一冊
冥談
『冥談』 京極夏彦・著

冥談=冥界
冥界とは、人が死後逝くとされる世界の事ですが
その冥界とは、現世の直ぐ側・・・・自分の傍らに常に入り口が存在しているような
生と死 現世と常世は隣り合わせ 

生者と死者 現とあの世が束の間、交わる不思議で怖い8つの物語が収められてます

人が本当に「怖い」と思っているのは、死者でも幽霊でもなく
己であれ、身近な人であれ、その「死」の瞬間
冥界に足を踏み入れる瞬間 なのかもしれません


しとしと・・・・と雨が降り続く、こんな日にぴったりな一冊で御座いました・・・・・


今日は涼しい一日でしたが、一話読み終わる毎にエアコンをかけてないのに
少しづつ部屋の温度が下がっていくような・・・・・・・


「死」という概念は、ほんとは凄く曖昧なモノなのかもしれません
親しい人達を見送った者ですが
亡くなってしまったら、ある意味で「諦め」がつくんです・・・・時間はかかるけど
一番怖く辛いのは、「死の瞬間」
親しい・愛しい者と引き裂かれる
同じ世界で「生きる」ことが叶わなくなるその瞬間が一番辛かった・・・・・なぁ・・・と




京極氏は、怖くてでも美しい世界を作り上げてくれる作家さんですね


あくまで私的にですが、現代の作家さんで『ゆかしい美しい日本語』と‟操って”くれるのは
京極夏彦氏と浅田次郎氏だと思ってます

京極氏が陰の美しさなら、浅田氏は陽の美しさかと





2018.06.15 
犬好きさん そしてもしロスに苦しんでいる人に
さいごの毛布
『さいごの毛布』 近藤史恵・著

優秀な大学を卒業したものの、
生来の内気な性格と、コミュニケーションが上手く取れない事で
職場をリストラされてしまった智美
友人から「老犬ホーム・ブランケット」の仕事を紹介される
元高校教師、雌ライオンのようなオーナーの麻耶子と
動物看護士の資格を持つ碧と共に、ブランケットに預けらた犬たちの世話に追われる

ペット禁止のマンションなのに、内緒で犬を飼い
管理会社にバレた為に、犬を始末しようとする無責任な飼い主

母一人娘一人の母子家庭、娘が難病に罹ってしまった為に預けらた犬

高齢の飼い主が亡くなり、預けられた犬

預かった犬、それぞれに「老犬ホーム」にたどり着いた理由があり

そして、そこで働く智美達3人にも、‟ブランケット”に集った理由があった
犬たちとの触れ合いが、3人のわだかまったり氷ついた家族や人間関係を解きほぐしていく



「犬は人間の最古にして最良の友人である」なんて言葉を何処かで聞いた覚えがあります
アニマルセラピーは今では広く認知されています
自分の感情をそのままぶつけてくる動物は
人と違う「裏」なんてないから(多分無い・・?)リラックスして接することが出来る

犬であれどんな動物でも、「この子を家族として迎えよう」と決意したなら
その子が終生、健康で幸せに暮らせるように責任を持って欲しい



こういう動物・ペットが登場する物語を読むと
「一緒に暮らしたいなぁ・・・」って思うけれど・・・・
犬・猫も20年近く長寿を保つ子もいます
「一緒に暮らす」となったら、勿論長生きして欲しい!
ただ、自分の年齢を考えると、躊躇してしまいます
それに・・・・・「別れの辛さ」をもう2度と味わいたくない・・・・が一番の理由です

人のエゴですが、「自分だけの」と暮らしたいな・・・・・無限のループです

2018.06.13 
台風5号の影響 丸2日雨は降り続いていますが
思った程の大雨でなく一安心

まぁ私は〇っと2日間「引き籠り」でしたけどね^^;運動不足が増長される~~~


どの季節に頂いても美味しい和菓子のひとつ あんみつ
【梅林堂】で求めてきました
梅林堂あんみつ1


まずは あんみつ
梅林堂あんみつ2
『王道的あんみつ』だと思います
寒天・えんどう豆・フルーツ(みかん・パイン・チェリー)3色求肥・粒餡に栗が入ってます
蜜は黒蜜
梅林堂あんみつ3


そして、抹茶寒天あんみつ
梅林堂あんみつ4
えんどう豆・みかん・3色求肥・粒餡、蜜は白蜜です
そして、抹茶寒天
梅林堂あんみつ5
蜜をかける前に一口、抹茶のほろ苦さ香りがして、このままでも充分美味しい

そして、こちらには「抹茶」がついています
白蜜をかけてその上から「抹茶」をかけて
梅林堂あんみつ6
抹茶寒天と抹茶と合わさって、甘さとほろ苦さと合わさった「あんみつ」でした

2018.06.11 
「直木賞」受賞作品・・・・ふ~・・・・
月の満ち欠け
『月の満ち欠け』 佐藤正午・著

八戸で暮らす普通のサラリーマン・小山内堅は15年前妻と娘を交通事故で亡くす
生前、娘の瑠璃には‟違和感”を感じていた

堅氏の前に、大手企業部長・三角哲彦と
娘・瑠璃の友人であった女優・縁坂ゆい とその娘・るりが現れる

一人の愛する男性と再会する為に「瑠璃」として何度も生まれ変わる女性の物語



う~~ん

台風接近中、引き籠りの1日で読み切った1冊・・・・
でも、こんな天気でなかったら、途中放棄していた1冊

ストーリーは、展開が早くて読み易かったですが
ただ、登場人物の誰一人として感情移入できず、
10代の子が読むライトノベルの設定にありがちな「転生モノ」ですが
内容は薄っぺらい・・・・同じプロットなら、高校生くらいの小説書いてる子のが上手く書いてくれたかも?
って思う位に薄っぺらい!

「書くことが出来ない」才能がない私が言うべき事ではないんですが
『何故?こんなんが直木賞?』って疑問
この物語を「純愛」と取るか?
私には、下手くそなホラーにしか読めない
生まれ変わる度に、前世の記憶を持って尚且つ、一人の男性に固執する女
ストーカーじゃん?

愛は盲目とは言うものの
瑠璃とアキヒコくんには、ハッピーエンドなんだろうけど
「似非純愛」に巻き込まれてしまった人は、とばっちりで不幸のどん底に落とされてるんだから


いっそ、ホラーにした方が娯楽作として楽しめたかも?


『直木賞受賞』に騙されたわ・・・・

『全米ナンバー1』とか『世界が泣いた!』とかで期待して見たら
『料金と時間返せ!!』って言いたくなるような映画を思い出したわ


‟タイトル”に誤魔化されちゃいけませんね・・・・


次は口直しに、純粋に楽しめる本を読みたい!

2018.06.10 
昨夜は遅くから、台風の影響の雨が降り続いてます

昨夜、「山形のだし」を真似っこして トマトだし
を作ってみました
トマトだし1
ミニトマトのアンジェレと玉ねぎ・胡瓜・茗荷・大葉を刻んで
オリーブオイル・バルサミコ、胡椒と塩少々をふって、冷蔵庫へ

冷奴や冷や麦や素麺の薬味に使います

今朝の朝食(寝坊したのでブランチ)にトーストの上に
トマトだし2
トマトとオリーブオイルを使っての、イタリアン風なのでパンとの相性もいい!


夜は冷製パスタに絡めてみました
トマトだし3
オリーブオイルを練り込んである オリーブ麺
カッペリーニのような細い麺なので、冷やしてトマトだしを絡めて
前夜の夕ご飯(カツオのたたき)の残りを添えてみました



台風に備えて、きょうは一日引き籠り、お陰で1冊本を読む事が出来ましたけど
明日は午前中は大雨予想です・・・・明日は何しようかな・・?

2018.06.10