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『遊びにいらっしゃいませんか?』 セントレジスのフロント嬢のお誘いに乗って
早くも宿敵の懐に飛び込むことにしました!
只”ぷら?ぷら?”遊びに行くのはつまらない ここは相手の度量をみてみましょう
我乍ら”意地の悪いゲスト”だなぁ? と思いつつ
コンシェルジュA氏・F嬢にレストランの予約をお願いしました
F嬢から、『ばっちり!お席の予約とれました(o^-')b』
虎の威を借るキツネ はイソップの寓話ですが、『ライオンの威を借りるナマケモノ』とは私・雪麿のことです
”では!!ライバルをスパイに行って来ます”
意気揚々と出掛けた場所は、偵察の下見に行った
入り口で、渾身の笑顔で
”リッツカールトン・大阪から予約を入れさせて頂きました”
受付のホステス嬢が美しい笑顔で
『雪麿さま。お待ちしておりました^^』
ちょこっとだけ”店内”です→
テーブル数は20席ちょっと、こじんまりとしてますが
一部吹き抜けになっていて、天井が高い
開放感があるので、広々感じます
店内は、ダークブランとワインレッドのクラシカルモダン?
テーブルクロスの白さが眩しいくらいの対比です
リザーブしてくれたお席は、店内の一番奥
↑の写真はそのお席から撮ったもの
(許可頂いてます)
店内のが殆ど見渡せる席でした
ランチ開始11:30に入ったのですが
平日にも関わらず、瞬く間に満席に!
関心の高さが見て取れます
バックや荷物を入れて入れておく為の”籠”もテーブル毎にあるのですが
(カバー付)
バックを、隣の椅子の上に置いたら、空かさずサーバーさんが
『失礼致します』と
ナプキンで覆ってくれました
さり気無いことですが、”流石!”です
お邪魔したのは、オープンから一週間 もう半月以上前なので、現在は変っているかもしれませんので
さて、メニューを選ぶ前に
食前酒 代わりに ”オレンジジュース” をオーダー
普通・・・・ フレッシュじゃないのかも・・・ね?
テーブルには輝くシルバー
新しいから”ピカピカ”です
カトラリーの1本1本に、セントレジスのロゴが
刻印されてます
勿論、ナプキンにも
ランチは
お野菜・お魚・お肉のコースから選べます
担当のサーバー氏
(ウェスティン東京・ビクターズ
のアシスタントマネージャー氏でした)
アミューズブーシュ
ビーツのスープ グジュール
鮮やかなピンクが美しいビーツのスープ
パン とバター
バターは3種類、それぞれ
アンチョビ・杜松の実・胡桃を練りこんだものです
杜松の実のバター美味しかったです
パンは普通
キッシュロレーヌ セントレジススタイル
”えっ?キッシュじゃないの?”
『ビックリされると思いますが、
上のパイ生地とベーコンを崩して、
中のクリームスープと一緒に召し上がって下さい』
濃厚なチーズとクリームの風味
食中の飲み物には ミネラルウォーター アクア・パンナを頼みましたが
ちゃんとクーラーに入れてお席の脇に、
サーバーさんが、グラスに1/3位になると、即注ぎに来てくれました
市場直送のお魚 ブルターニュ風
日替わりで変るお魚、この日は、帆立とすずき
美味しいんだけど・・・盛り付けなんとかならないかな?
なんかね・・・ちょっと”まかない風”ですかね
具材に対して、スープが多過ぎなような?
これなら、お魚のグリルにするとか
美味しいんだけど、勿体無い・・・と思った一皿
アツェット デザート
ル ドール特製 デザート盛り合わせ
う?ん。美味しいんだけど
コーヒー・プチフール
エスプレッソに近いような濃いコーヒーで美味
お料理のひとつひとつは丁寧に作ってあるのが分かりますけど、今ひとつで盛り付けがね
『ビストロ』という事を考えれば、及第点なのかもしれませんが
どうしても、街場のビストロとは別格 『セントレジス直営』と構えてみてしまいますから
本場フランスは行った事がないので、なんともですが・・・・
日本人って、お料理でも”見た目勝負!”なところもありますからね
お料理の味は決して悪くないです (これは嗜好が左右されるものだから、あくまで私的に!)
価格にしても、ホテル直営にしたら決して高いものではないです
(先にお邪魔した、ブリーゼブリーゼの『ル・コントワール・ド・ブノワ』と同じくらいですし)
オープンしてまだ1ヶ月、これから”磨かれて”大ばけするような感じがします
これからに期待!
11月入って”ジビエ”が出るかな? 出たらディナー行こうかな?
サービスの方ですが
オープンから一週間、平日だったのでオープン時のドタバタからは随分落ち着いていたかもしれません
最初に書いたように、『リッツカールトン』というライオンを背負っていったからかもしれませんね
たかだか”ランチ”なのに、色々な方からご挨拶受けてしまいました(恐縮です)
口コミなどでは、サービスの不手際が随分あるように書かれているものもありましたが、
今回お邪魔した感じでは、サーバーさんの人数も多く、至れりつくせりでしたし
お料理が出てくるタイミングもベスト でしたし
お料理の説明も、何気ない世間話も”こなれてる”感じがしたのです
聞けば、同じ”スターウッドグループ”のウェスティン・シェラトンなどからヘルプで来てらっしゃる方が多いようです
『来月初めには”古巣”に帰る予定なんですよ』と仰られていたので
本当の意味での『セントレジス』としての勝負は、来月から!と言う感じでしょうね・・・・
兎も角も、結局スパイ・雪麿は、すっかり懐柔されて正に『ミイラ取りがミイラ』な状態
『是非、今度は12Fのアフタヌーン や ディナーにもお出掛け下さい^^』などと言われて
”ディナー来ます”とお返事して、帰って来る始末・・・・・
『自宅』に帰って、ドアマンさん・コンシェルジュさんに迎えられ
『どうでしたか^^レジス』と聞かれ ”良かった・・・”と答え、何故か切ない気持ちになる・・・・
なんで?