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お盆ですから
とむらい屋
『とむらい屋颯太』 梶よう子・著


江戸・新鳥越町の片隅に、葬儀の段取りをする「とむらい屋」がある
女と見間違える程優し気な風貌の主人・颯太
枕団子をつくったり死化粧を施す十六歳のおちえ 
棺桶作り職人・勝蔵とその弟子の正平、雑用をこなす寛次郎
そして何処の寺や宗派にも属さないにも関わらず、あらゆる宗派に通じる
美声の僧侶・道俊
武家出身の医師・重三郎

不思議な縁で繋がった「とむらい屋」の面々が立ち会った「死」と葬儀の場での人間関係が綴られていきます

「弔い」は死者の為でなく、遺された生者の為のモノ
生き残った者が、近しい人の「死」との折り合いをつける為のモノだと颯太は言います

人はどんなに孤独であっても、誰かしかと繋がり
そして「別れ」は誰にもいつか平等に訪れるもの
夫婦や親子、幼馴染 恩人 色々な死と弔いの風景が6つの物語として綴られています


 
お盆で戻ってきている愛しい人やパートナー(ペットもアリですよね?)
今は彼岸の住人となった人達を暫し想い出します

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2019.08.09 


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