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気が付くとこの方の著作を読んでいる
平凡な革命家の食卓
『平凡な革命家の食卓』 樋口有介・著


東京都国分寺市、市議会議員に当選したばかりの増岡誠人が自宅で死亡する
発見当初は、心不全・病死として処理されそうになるが
国分寺市警察署の卯月枝衣子警部補は、この「事件」を『殺人』として捜査する事で
警察署内で進む組織改革を阻もうとする

増岡家の向かいにあるアパートの住民たちを巻き込み
「市会議員殺害事件」の捜査を開始する卯月警部補とアパートの住民たち
当初は‟でっち上げ”の事件だったが、被害者?増岡誠人を調べ上げる事により
元教員であった増岡とその夫人・真由美の過去、そして娘久恵
増岡家の関わる人達の「特異な人間関係」が暴かれる
「本当に殺人かもしれない」疑惑が浮かび上がる中
最重要容疑者であった、娘久恵が自殺する
「被疑者死亡」で落着するか?と思われた寸前、新たな疑惑と真犯人とその動機が浮上する・・・・


樋口氏の著作は「それと知らず」(失礼極まりないけど・・・)何冊か読んでいますが
読後の後味が悪い というか スッキリしない!
新刊300p程のストーリーですが、そこかしこに伏線が張り巡らされています
今作も、冒頭に登場した伏線がラスト50p程の間で見事回収され決着しますが




でも・・・・本当の「結末」は回収されていませんよね?
作品の中では決着ついていませんが、読み手は最期まで読むと
『成る程ね・・・世間的には処罰は受けないけど真犯人はこの人』
って分かる仕掛けになってます

それを、気持ち良いか?もやもやするかは?読み手次第という事です
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2018.11.20 


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