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西洋のお化けが主役ハロウィンシーズンですが
日本のお化け?を忘れてはいけません
牡丹灯篭
『牡丹灯籠 (江戸怪談を読む) 』


物語的な本ではなく、江戸三大怪談のひとつ『牡丹灯篭』
起源と時代による変遷を研究者達が解説した一冊です

『牡丹灯篭』は日本独自の怪異譚かと思っていましたが
中国明代の怪談『剪灯新話』に収録された小説『牡丹燈記』が本家
それが江戸時代に浅井了意が編纂した怪奇譚『御伽婢子』に収められたものだそうです

一般庶民に広く知れ渡るようになったのは、明治に入って落語家・三遊亭円朝が語ったり
歌舞伎『『怪異談牡丹灯籠』が演じられるようになってからだそうです

本書の後半になると、かなり専門的な学術的な話になって?????って事もありますが
元は中国というのは目から鱗でした

『牡丹灯籠』『四谷怪談』『番町皿屋敷』子供の頃は、単に幽霊が登場して恐い
(夜、ひとりでおトイレいけないよ~(:_:)的な)
という話、イメージしかありませんでしたが

大人になり、淡い恋心が芽生える頃には
ただ恐いだけじゃない 否 恐いよりは憐れ 物悲しさのが強く感じられるお話になってきます


日本の古典的?怪談や怪異譚が長く愛される理由は
年齢や人生経験を積むことによって、読み手・受け手が受け取るメッセージが違うからなのでしょうね

私がもっと年齢を重ねて、それこそ100歳近くまで生きる?事があったら
その時『牡丹灯篭』を読んだら、また違うメッセージを受け取ることが出来るかもしれません
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2018.10.28 


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