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『決戦!関ケ原』

当代人気作家さん達によるオムニバス
決戦!関ケ原
『決戦!関ケ原』

掲載作品順   伊東潤・吉川永青・天野純希・上田秀人・矢野隆・冲方丁・葉室麟
7人の作家さんによる、関ケ原合戦に参戦した7人の武将達を描いた作品集です

1編50p前後の作品ですが、どれも面白い 
それぞれの武将達の息遣いが聞こえてくる秀作揃いです!!

吉川氏の『笹を噛ませよ』
福島正則の家臣・可児才蔵を描いた作品です
戦国の習いとはいえ、次々と主を変えなければいけなかった武将の鬱屈と
家康の元で順調に出世、今や徳川の双璧と言われる「赤鬼・井伊直正」との戦場での遣り取り
流石!吉川氏!激しい戦場の様子が目に浮かびます

天野氏の『有楽斎の城』
織田信長の‟愚弟”武将としては、全く評価されない 寧ろ愚弄されていた有楽斎
戦場へ赴く彼なりの覚悟が、今は亡き師匠・千利休との回想と共に語られていきます

冲方氏の『深紅の米』
悲劇の武将・小早川秀秋を描いた作品
関ケ原の合戦は、戦に参戦した全ての人の人生の是非を分けた出来事ですが
悲劇・不運の代表格はこの方でしょう
死因には所説ある方ですが、この作品では「謀殺」説をとってます


【天下分け目の関ケ原】
関ケ原の合戦自体は、僅か半日(4時間程)で決着が着いてしまったそうですが
合戦が始まるまでには、長い長い「前哨戦」があったのです
少なくても豊臣秀吉が亡くなったその瞬間から、それぞれが関ケ原に向かってまっしぐら!!
だったんだろうなぁ・・・・・

このオムニバス 関ケ原2 大阪城 本能寺も刊行されてるようなので、読んでみたいです
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