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『雲の果』 あさのあつこ

清之介と信次郎の初ツーショットカバーイラスト!!
『弥勒の月』シリーズ第8段
雲の果
『雲の果』 あさのあつこ・著


町から少し離れた雑木林に囲まれた仕舞屋で火事が起きる
焼け跡から刺し傷のある女の遺体が見つかる

遠野屋では、長年勤めていた筆頭番頭の喜之助が身罷る
喜之助の遺品の中から、彼には不似合いな一本の帯が見つかる

仕舞屋の女の身元と下手人を探す同心・信次郎と岡っ引き・伊佐治
女の唯一の手掛かりは焼け残った帯の一部
その帯と喜之助の遺品の帯が同じ物と分かった事から
大店の隠居の不審死へと細い一本の糸が繋がっていく

やがてその細い糸は、ある弱小藩の知られざる資金源の調達の謎と闇へと繋がっていく



大好きなシリーズで、一文字一文字大切にじっくり読みたいのに
ストーリーの先をどんどん知りたくなってしまって、あっという間に読み終わってしまった!

本作は、清之介・信次郎・伊佐治親分が‟がっつり”タッグを組んだ話だったので
余計に楽しめました
「爽やかな男の友情」とは真逆?なんでしょうが、3人は切っても切れないゴールデンコンビ!
(伊佐治親分は‟とんでもねぇ!”って怒るだろうけど)

清之介の夢が語られる場面があります
清之介の夢とは『信次郎を看取り葬儀一切を取り仕切ること』だと
それが信次郎より生き抜く、勝った負けなかった証であると・・・・
5行程の短い会話ですが、私的に一番緊迫した場面でした


清之介と信次郎の人生をどう締めくくるか?は著者のあさの氏次第ですが
私的に思い描くのは、清之介・信次郎‟相打ち”(直接対決でなくとも)ではないかなぁと
結局2人を‟看取る”のは伊佐治親分の役目かな?なんて思います

親分貧乏くじ引く運命のような気がしてなりませんわ

まぁ、まだまだ終わって欲しくないんです!清之介の出生の秘密や来し方は分かりましたけど
信次郎の正体はまだまだ謎ですから、その辺りをスッキリさせるのが先ですよね
でも、スッキリしてしまったら終わってしまうか・・・・・



早くも続編が楽しみです!!


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