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江戸時代の不思議話
大江戸奇怪草子
『大江戸奇怪草子‐忘れられた神々‐』 花房孝典

江戸時代に刊行された随筆や読本・資料などから
妖怪や幽霊など怪奇な事柄を抜粋して集めた、江戸時代の「実話集」

河童や天狗など、異形の者達が起こした事件
神隠しや幽霊が絡んだ不思議な出来事など
「〇〇から聞いた話です」という言葉で締めくくられています

今でも、こういう噂や‟本当にあった怖い話”的な話がてんこ盛りです
一話が長くても新刊3ページ程で、さくさく読めてしまいます


【妖怪とは落ちぶれた神々である】とは柳田国男氏の言葉ですが
現代とは違い
陽が落ちれば、一寸先も見通せないような『闇の世界』が当たり前のように存在していた時代
その闇の中には、人とは明らかに違う「生き物」が存在していて
それらの存在を、素直に信じて受け入れていたのであろうと思います

【疑心暗鬼】 といいますが
人は恐怖心から在りもしない恐ろしい存在をかってに「作り出して」しまいますが
江戸時代の人たちのイマジネーションの豊かさは、時として羨ましくもあります

でも・・・・本当に闇の中に「鬼」は存在していなかったのか?
極私的には、【闇の中の住人】が今もどこかでひっそりと息をひそめていてくれる事を願ってます


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2018.05.27 


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