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追悼 加藤廣氏
家康の密書
『神君家康の密書』 加藤廣・著

訃報を知って、久しぶりに読みました

『信長の棺』ではじまる 本能寺三部作の外伝的物語
本作には、京極高次・柴田勝家・福島正則の3人の武将の
「本能寺の変」その後の人生が語られてます

メイン武将?ではないけれど、歴史好きには御馴染みの方々です
でも、どちらかといえば運が無いというか星回りの悪い人達です

勝家は兎も角も、京極高次と福島正則も豊臣家と縁の深い人物で
徳川の天下まで生き延びたものの、徳川の元では窓際に追いやられてしまいます
物語としては、敗者の言い方は悪いですが「ぬれ落ち葉」のような後半生を送るのですが
加藤氏の筆にかかると、面白くすらすら読めてしまいました

加藤氏の描く武将は、それが英雄であれちっともヒーローとしてカッコいい所は書かない!
小心者であったり、腹黒かったり、嫉妬深かったり
人間の持つ負の面を前面に押し出すような気がします
ただ、それがとても人間臭い!

最近、ゲームや漫画でやたら武将をイケメンに「仕立て」ちゃってるけど
実際の武将は、不細工かもしれないし(失礼)
入浴だって、毎日する訳じゃない!
鎧だって、洗えるモンじゃないし、ファブリーズもない!(当たり前)
臭かったと思うのよね~

って、言ったら身も蓋もないですけど・・・・


私は、豊臣秀吉という男が大嫌いです
でも、加藤氏が描いた、笑顔の仮面を張り付けながら
人一倍嫉妬深く、腹黒く、平気で人を裏切る 加藤版豊臣秀吉は大好きでした
(歪んでますね・・・・わたし^^;;)


おっと横道

本書の最期、「秀頼生前説」の逸話がちらっと顔をのぞかせます
もし・・・・加藤氏が健在であられたなら、「その後の秀頼」の物語があったのかもしれません



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2018.04.28 


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