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面白かったけど、読むの大変^^;
カムイヤマトイワレビコとかオホハツセワカタケル って誰・・?
曽我の娘の古事記
『蘇我の娘の古事記』 周防柳・著
日本最古の歴史書『古事記』の作者とその編纂の関わった人々を題材にしたフィクション
実在した人物も登場して
『古事記』初心者・不案内者である私には面白く読み進める事が出来ました

物語は【乙巳の変】の場面からはじまります

当時権勢を誇った、蘇我蝦夷・入鹿に仕えていた船恵尺(実在の人物)は
蘇我氏の命により『大王記』(後の「天皇記」)の編纂に携わり
蘇我親子の信頼を得ていた
【乙巳の変】の夜、恵尺は入鹿の生まれたばかりの子を救い出し
コダマと名付けて自身の娘として密かに守り育てていく

コダマは幼い頃から眼病が元で程なく盲目となるが
古老や語り部達の話を
一度聞いただけで全てを覚えてしまうという才能に恵まれていた
大王家(天皇家)の代替わり等、多少の政変はあっても
恵尺は蘇我親子亡き後の一人『大王記』の編纂を続け
コダマも幼い頃から兄と慕った恵尺の実子ヤマドリと結ばれ
穏やかな日々を送っていた

が、【壬申の乱】により、コダマの出生の秘密が一族に知れ渡る事となり
コダマは愛する父と夫を亡くしてしまう
時を経て、長谷の尼寺で子や孫達に昔話を語らう静かな暮らしを営むコダマの元に
天皇が正式な「国史」の編纂をはじめた との話を聞き
父が残した『大王記』を元に、自身が数多の人々から聞いた古の物語を書きとめた
『古事記』の完成を目指す





『古事記』と『日本書紀』
昭和に義務教育を受けた私の漠然とした知識すが^^;
『古事記』とは、日本最古の歴史書で“稗田阿礼”が記憶していた民間伝承を“太安万侶”が文書化した
と言われているけど、本当は作者不明
『日本書記』とは、天武天皇の勅命で編纂された日本で初の『正史』
くらいな知識しかありません

中学生の頃に、子供向けに分かり易く簡単な『古事記』は読んだ記憶が薄っすらと・・・・

今更ですが、日本だけでなくどこの国でも『勝てば官軍 負ければ賊軍』ではないけれど
『正史』というのは、勝利した者(陣営)が例え悪でも正義とされてしまうので
『正史』=正しい歴史ではない
寧ろ、民間の間で伝わる伝承にこそ「正史」が隠されていたりするようです
(各メディアや専門家の受け売りですけどね)
不敬ながら、特に天皇家成立に纏わる話は
一部の人達にとっては『不都合な真実』なんだろうなぁ・・・・
だからといって、今の天皇家・天皇制度に文句はないです
過去があるから現在や未来があるのですから



昭和の日本史の教科書と、今の教科書って随分違っています
というか、研究が進んで『歴史の真実』が解明されていっている証拠ですが・・・
【乙巳の変】なんて聞いた事なかったもん!!
昭和の歴史は、蘇我暗殺から壬申の乱まで十把一絡げで【大化の改新】って言ってたのよ!



歴史といえば、幕末や戦国時代が注目を集めていましたが
最近は、古事記日本書記成立頃の飛鳥や室町時代が“熱い!”そうです

本能寺の変より『応仁の乱』らしいですよ~
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2017.11.26 


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