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『マカロンはマカロン』 近藤史恵

「読書の秋」そして「食欲の秋」
マカロンはマカロン
『マカロンはマカロン』 近藤史恵・著
フレンチビストロ・パ・マルを舞台にした“グルメミステリー”の新刊です

ギャルソン・高築くんが語る8つの物語が収められます

苦すぎたり癖があったり素材そのままではとても食べられないモノが
シェフの腕ひとつで極上の一皿になるような
今回もそんな物語です

赤いベリーをたっぷりつかった“タルト・フリュイ・ルージュ”が夫婦の秘密を暴く
『青い実のタルト』

文化風習の違う異国人同士の結婚を円満に結びつけた
『追憶のブーダン・ノワール』

異国の地での恋物語とブリオッシュに託されたメッセージ
『ムッシュ・パピヨンに伝言を』

嫁姑の確執・・・・このお話は既婚女性にはなかなかに冷や汗モノ
『タルタルステーキの罠』


本作も、深読みすればなかなかに難しい、スパイスが効きすぎてるような人間関係
のあれやこれやが語られていきます

最初に収められた物語『コウノトリが運ぶもの』
厳格な父親との確執に悩む女性
父親が遺した一つのお皿から、父親の真意を知り和解をする話

私も父が倒れる前、ほんの些細な事からケンカをしてました
それが今でも喉にひっかかった骨のように感じているので・・・・



秋といえば、「読書」と「食欲」
“ビストロ・パ・マル”は、その両方を一気に満たしてくれるシリーズです

美味しいフレンチと“ヴァン・ショー”が飲みたくなります
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