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上下2巻 900P程の物語ですが一気読み!
ドナビボラ
『ドナ・ビボラの爪』 宮本昌孝・著
織田信長の生涯を、正室“帰蝶”と帰蝶の故郷である美濃“側”の人々から見た物語

物語は帰蝶の人生を象徴するかのような、誕生の場面から語られます
斉藤道三=蝮の娘として、のびのびと育った少女時代を過ごし
請われて尾張・織田信長に輿入れ
尾張と美濃の政略結婚でる2人ですが、普通の夫婦のカタチとは違いますが
信長と帰蝶、志を同じくする同志の如く仲睦まじい生活を送るっていくが
後の暗殺される、織田信勝の姦計により帰蝶は残酷な仕打ちを信長から受けることに・・・

帰蝶の無残な姿を目にした
幼少期から彼女の傳役であった、明智煕子や元美濃・道三に仕えていた武将達は
密かに帰蝶の敵討ちとして信長への復讐を画策しだす
それと共に、帰蝶の誕生に隠された秘密があばかれることに・・・・




斉藤道三の娘で、尾張・信長の元に輿入れした事実しか分からない
戦没年も不明の謎の人物である帰蝶
戦国一の美女と名高い“お市”をも凌ぐ美女であったとの説がある一方
賢婦ではあったが、容貌は凡庸であったと色々な説がありますが

本書での帰蝶は、父斉藤道三譲りの容貌・・・
『武将であったらば男らしい勇ましい』と形容され、醜女と
ただ欠点を理解し、慈悲ぶかく道三恩顧の武将達に大変慕われた女性として描かれています


信長への復讐物語がメインになる下巻はなかなかにドロドロです
戦国“エンターティメント”小説として面白く読めました。



ドナ・ビボラとは、ポルトガル語で 『まむし(毒蛇)婦人』の事です
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2017.04.29 


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