FC2ブログ

『戦国24時 さいごの刻』 木下昌輝

ドキュメント番組のタイトルみたい・・・
戦国24時
『戦国24時 さいごの刻』 木下昌輝・著

戦国期の武将の死の直前の一日だけに焦点を当てた物語
豊臣秀頼・伊達輝宗・今川義元・山本勘助・足利義輝・徳川家康
6名の「さいごの刻」が収められてます

『武士道と云ふは死ぬ事と見つけたり』(葉隠)

武将に限りませんが、万人誰しもその人となりは「死に様」に表れる
と言われますが
波乱万丈を生き抜いた戦国武将の死に様
死に臨む想いは、どうだったのか気になるところでしょう

一つの物語は50p前後と短編なので、あっという間に読み終わってしまいますが
なかなかに物語の中身は濃いですし・・・・怖い・恐い・・・

秀頼の物語『お拾い様』
もし、この物語が真実であったとしたら、秀頼は死んでも救われないでしょうね・・・
人間にとって一番の恐怖って、「自分自身の正体が分からない事」だと思うのです・・・
そして、淀殿の女性(母親)の執念深さというか恐さも・・・・

本書の最後に収められた、家康の物語『さいごの一日』
人は死ぬ間際、それまでの人生を走馬灯のように観るといいますが
家康の観たみた己の走馬灯は・・・・
自分の歩んできた人生とはいえ、こんなもの観ちゃったら成仏出来ない・・・
「死にとうない・・・」って足掻きたくもなります


歴史好きの皆さんには、怪談物語以上に恐~~い物語だと思います


私的にこの本面白い!!『書けない側』の人間としては
是非著者に「このシリーズ続けて他の武将達の『さいごの刻』書き続けて欲しいものです!!」
スポンサーサイト



Comments 2

良寛和尚
こういうの好きです。

良寛でございます、お邪魔致します。
こういう「最後の刻」を描いた物語ってかなりソソられます。
戦国武将に限らず、昔の偉人達の最後って色々伝わっていますが、どうも「良い面」ばかりクローズアップされがちなので「後悔」や「恐れ」なンかが描いてある物語に触れると「リアリティ」を感じてのめり込んでしまいます。
「死」は誰にでも平等にやってくるモノですが出来るだけ「美しい死」を迎えたいと誰もが願っていると思います。
ナカナカ贅沢な願いなのかもしれませんが、こういう本読んで「死に方」勉強しないといけませんかね?(笑)

藤猫=^・^=
好きそうだと、思いました^^

良寛さま、いらっしゃいませ

ふふっ^m^良寛さま、好きそうな一冊だと思いました。
この手の物語、歴史好きには堪えられないですよね
ひとつ・ひとつの物語は短編なので、秋の夜長のお休み前の“一服”に丁度良いと思います

ただ、いずれくる自分の「さいごの刻」
どんな風に迎えるのか?
人生の走馬灯を見るのか?と考えると
薄っすら寒くなるような気もしなくもありません・・・・

  • 2016/10/26 (Wed) 22:54
  • REPLY