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暑い・・・死にそうに暑い・・・

自他共に認める食いしん坊ですが、流石に食欲も落ちてます・・・
なのに、こんな1冊
リストランテアモーレ
『リストランテ アモーレ』 井上荒野・著

都内目黒近く、偲と杏二、姉弟が営む
10席ほどの小さなイタリアン『リストランテ アモーレ』を舞台にした男女の物語
11編の短編が収められてます

料理も恋愛も器用にこなす弟・杏二と、恋愛に不器用な姉・偲
美味しいイタリアンとイケメンシェフに釣られて、
店を訪れる男女の恋愛模様が語られていきます

杏二が、次から次へ?女性客と「くっついちゃう」
トンでもない“女たらし”だと思うですが、なんか憎めない
ストーカーに悩まされていた常連客・初子ちゃんが助けを求めてくるんですが
事情も聞かずに「よしきた」の一言で助けちゃう

女性達にとっては、はじめは「いい男」だったのが、結局「いい人」になっちゃう杏二くん
杏二くんと“関係”した女性達は、杏二くんから卒業して新しい世界へ飛び立っていく

杏二くんが何のかんの心配していた姉・偲も、アモーレから卒業
気が付けば杏二くんが一人 アモーレに残されていました


一つ一つのお話は、深く読めばなかなかドロドロした恋愛模様なのですが
さらっとした文章とテンポのよさに、爽やかに読める短編集です

物語というか、お洒落な恋愛エッセイのような感じです

各章は『本日のメニュー・1』とサブタイトルとして物語が語れる日の
リストランテアモーレのメニューが添えられています
アンティパストからセコンド・ピアット 
このメニューが美味しそうなのです
そして、ドルチェには物語の主人公が『旅立つ女』のように


なんか・・・・人生に一度くらい、こういうお洒落な恋愛してみたかったかも?
なんて想っちゃいました

一人「リストランテアモーレ」に残されちゃった杏二くん
彼も幸せになれるといいね
(あっ!一人じゃないわ。天狗のお父さんが一緒でした)


目黒は都内でも、『お洒落上級者が集う大人な街』のイメージがあります
リストランテアモーレのようなお店が実在するかもしれません






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2015.07.21 


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