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城下町で起こる“家”に纏わる不思議話
かるかや
『営繕かるかや怪異譚』 小野不由美・著

地方の城下町が舞台、“家”に纏わる不思議な6編のお話です

亡くなった親族の遺産として受け継いだり、借りたりした“家”は
どちらも年代モノの古い家
間口が狭くて奥に細長い、京都によくある“町屋”のような造りのようです
家が存在した年数だけ、その家そのものに歴史があったり
また代々その家に住んだ人々の思いや、出来事に起因する
不思議なお話です

血生臭いことや、身の毛もよだつようなホラーではないです
(唯一、『雨の鈴』という話だけちょっと恐かったかな?死を予告する話です)

家鳴りとか、“いないはずの人・もの”が見えたり
人外のモノが居る?気配がする・・・などという程度
(当事者にとったら、充分恐いかも^^;)

安寧な日常生活を送るには、ちょっとした“不具合”を
「営繕屋かるかや」の尾端さんが家を“リフォーム”して解決してくれる話です


『営繕』・・・・著者の造語かな?と思いましたが
飛鳥時代からある「建築物の新築、増築、修繕及び模様替」をする事
また、それを生業とすること“れっきとした日本語”なのですね
(無知なもので、お恥ずかしながら初めて聞く言葉だったので)
簡単に解り易くいうと“リフォーム業”

某TV番組の『ビフォーアフター』みたいな感じでしょうか?



生まれてこのかた、新興住宅地というか極々普通の“街”に住んできた私は
旅行などで訪れる“城下町”は新鮮です
が、そこには、ほんの少しばかり恐怖というまでではないですが
“畏れる”ようなものを感じることがあります

京都の町屋造りなどがそうですが
狭い間口から覘く、表からの光が届かない薄暗い“奥”には、
踏み込んだらいけないような、帰って来れないような・・・・そんな感じです
上手く言葉に出来ないのですが・・・・


“城下町”って、歴史があって風情があってですが
考えみれば、現存・復元・有名・無名・大小他多々日本中『お城』だらけですし
そうなると日本中『城下町』だらけです
東京も江戸城(今の皇居)がある『城下町』ですよね?
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2015.04.24 


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