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『頑是無い子供ですが、
きっとしっかり働きますので、可愛がってやってくださいまし』

本来の日本人はどんな小さい“物”にでも、神様を感じられる
感性豊かな優しい人なのだと思いたい

人気作家さんの、これまた人気シリーズの三作目です
泣き
『泣き童子・三島屋変調百物語・参之続』 宮部みゆき・著
神田三島町にある袋物問屋「三島屋」主人・伊兵衛の姪“おちか”
悲しい経験をして心を閉ざしてしまった“おちか”の再生の為にはじめた
三島屋・黒白の間で語られる「百物語」のお話です

3作目は、“ぞっとする話”
心がふっと“温かくなる話”と混在してます

6篇のお話の中で、「小雪舞う日の怪談語り」の中で
“おちか”が体験する、ちょっと不思議な出来事が一番心に残りました
例えがあっているか分かりませんが
「鰯の頭も信心から」?
昔話の「かさ地蔵」を連想させるような、心がぽっと温かくなる話です

「まぐる笛」は色々な意味で象徴的なお話だったように感じます
自然破壊とか、
妬みや嫉み、人間がどうしても抱いてしまう暗い感情
マニアックな話ですが、未確認生物UMAの正体は「まぐる」なのかもしれません


これからも、三島屋で語られる不思議な話を“聞いて”いきたい
“おちか”の再生(恋の予感もするし)『肆之続』が待たれます
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2015.01.19 


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