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今も昔も就職難??
立身
『立身いたしたく候』 梶よう子・著
時は幕末
瀬戸物問屋の五男・留吉18歳は百五十俵の御家人・野依家に跡取りとして養子にはいる
名を“野依駿平”と改め、家督を継ぎ「武士」としての道を歩みはじめる
野依家当主として、駿平がまずしなければならない事は
ズバリ!!!「ご番入り」=就職である

野依家は先代から「小普請組」無役(無職)である
ご番入りの活動を通して、役付きの御家人達と出会い、武士社会の矛盾を感じつつ
家名存続と立身出世を目指す


江戸幕府お目見え以下(将軍に拝謁出来ない身分)が就くことが可能な
役人・役職8つを題材に語られています
多分に創作的な部分もあるでしょうが
昔も今も、就職活動は大変だし
運良く?職に就いても諸々の苦労がつきもので
現代の“社会問題”とリンクした話が綴られます
(あーいう事あったよね!!こーいう人いるいる!!
って、共感できる話もありました)



本書の主人公・駿平はどうやら「勘定吟味方」にご番入り出来そうです
(まだ試験は続くようですが)
気になるのは、駿平の親友?として登場している“矢萩智次郎”
どうやら彼は幕末の“志士”としての道を歩みはじめたようです
智次郎の「立身いたしたく候」を読みたい気持ちになりました
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2014.07.28 


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