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素敵なラグジュアリーホテルを見つけました
是非、機会があれば滞在したいと思います
ホテルモーリス
『ホテル・モーリス』 森晶麿・著
乳房のような半島の先端にある、高級リゾートホテル『HOTEL MAURICE』
世界中のホテルを巡った、若きオーナー“星野ボレロ”が己の理想の基に
最高のホテルとして作ったのが『HOTEL MAURICE』

過っては、有名人が多数宿泊した高級ホテルも、オーナー“星野ボレロ”が自殺してからは
東のやくざ「鳥獣会」が“お得意様”になり、凋落の一途を辿る

そんな『ホテル・モーリス』で再び「鳥獣会」の大宴会が開かれることに
やくざの大宴会とホテルの経営状況調査の為に遣わされてたのが
若き新支配人“美木准”
前オーナー星野ボレロの美しき未亡人にして現オーナーの“るり子”
ホテルのスタッフは、お客様同様に一癖も二癖もある“怪しい?面々”

支配人・准は無事、鳥獣会の宴会を乗り越えることが出来るのか?


ストーリー的には、浅田次郎氏の著者『プリズン・ホテル』と
三谷幸喜氏の『有頂天ホテル』に似てます・・・・
ラストにちょっと“ほろっ”とするというか“えっ!!”というどんでん返しがあったりますが


ラグジュアリーホテル好きさんに結構お勧めです
【高級ホテルに宿泊することの意義とは】
【ホテルのサービス&ホスピタリティーとは】
なんていう、ホテル好きさんには欠かせないテーマに対する“謹言”が散りばめられます

ちょこっと気になった言葉を抜粋
「ホテルは呼吸しているのです。いいおもてなしを受けたゲストが
宿泊する前よりいい状態でホテルを出る。そして、その方が再びやってくる。
良質はホテルとは、良質なゲストと共に育んでいかなくてはなりません。」
とか
「おもてなしはゲストの言いなりになるマシンとは違う。
ゲストをしぜんと徳の高い存在へ押し上げるにはどうするべきか、それを考えなきゃな」

所謂『高級ホテル』に宿泊したことがある人や
ホテル業界でお仕事されてる方は、心底理解出来る言葉が出てきます



本書の冒頭には
『それは、乳房のような半島の先端にある高級リゾートホテル。
訪れる者の心の闇によりそう「小さなグランド」は、
いつか再び最高の楽園となる日を夢見て、
紳士淑女の到来を待っている。』



レディバード=チーフコンシェルジュ日野氏の“超絶バリトン”の
『お帰りなさいませ、お客様』の出迎えと
料理長・樋渡氏の“ウサギ肉”を味わいに
『ホテル・モーリス』に滞在したいな


『ホテル・モーリス』の“常客“としては
傷心の支配人とホテルの今後の“成長”が気になる
シリーズ化を希望したい作品です



ぁあ~~~もう、ホントに“ホテルに帰りたく”なっちゃった!!


物語の中で、『グランド・ホテル』『ベニスに死す』『フォールームス』『ホテル・ルワンダ』など
ホテルが関係する名画も登場して
映画好きさんにも、楽しめる一冊ではないかと思います
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2014.06.22 


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