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今日で夏休みも終わり!!読書感想文は終わった?
ストロベリーライフ
『ストロベリーライフ』 荻原浩・著

先に読んだエッセイ集『極小農園日記』を読んで、猛烈に読みたくなって

36歳フリーのグラフィックデザイナーの恵介は仕事に行き詰っていた
そんな時、田舎(静岡)で農業を営む父が倒れた
独立をめぐり父と仲違いした2年前ぶりの父・母との再会

急遽実家に帰省し、父親が復帰するまでと‟繋ぎ”で稼業の農家の作業をすることにした
回復してもほぼ農作業は出来ない父の後を継いで欲しい母
田舎に移住など考えられない都会育ちの妻

当初は実家を「継ぐ」など考えもしなかった恵介
父がはじめた「イチゴ栽培」を通じて、改めて農作業の大切さ素晴らしさを痛感しだした恵介は
妻・美月に理解を求めようとするが・・・・




最後はハッピーエンドなんですけどね

出戻りの恵介に様子を見ながらも、最初は協力的な同業者達が新参モノである恵介を批難しだす 
地方ならではの排他的な体質を‟チクリ”と揶揄したり
恵介の姉3人のそれぞれの夫婦・家族間の問題がブラックユーモア的に語られていたり
恵介の息子・銀河5歳 がいい味だしてました^^
典型的な都会っ子・銀河。昆虫が大好きだけど、それは本の中にいる虫で
‟生きた虫”が苦手だった子が、本物?の虫は大の苦手
その子が僅か5日の滞在で‟逞しく”なる様子が面白い
妻・美月も毎日当たり前のように食べてる野菜がどうゆう風に実っているか知らなかったのも都会ならでは?
ただの「Uターン成功物語」的な感じでなく面白く読めました!



先に『極小農園日記』を読んでいたので、農作業の様子の描写も
‟あぁ!!日記に書かれていた事だ!”と、ヨトウムシや連作障害とか
予習は大切!ですね^^v
『極小農園』に記載されていた「きゅうりの挽き肉炒め」「焼いた油揚げ」も登場してました
近々作ってみようと改めて決意!
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 読書つながりで

漫画家のさくらももこさん死去 のニュースが

先週久々にTVの「ちびまる子ちゃん」を見たのに


20代の半ば酷く落ち込んでいた時があって、そんな時友人が「これ面白いから読んでみて!」って勧めてくれたのが
エッセイ集『もものかんづめ』でした
さくらさんの子供時代のエピソードをメインにした初エッセイ本
思わず吹き出してしまう位に面白かった!笑った!

若かりし頃の私を救ってくれた1冊でした 

それから、さくらさんのエッセイは事ある毎に拝読させて頂いてました


もう、あのユーモアあふれる文章は更新されることはないのだと思うと、一抹の寂しさは覚えます




今週も「ちびまる子ちゃん」見よう

RETURN▲

2018.08.31 
500色えんぴつ
【フェリシモ】さんより、今月分の500色の色えんぴつ届きました
まだまだ先は長いよ~~~


明日で8月が終わりますね!!!
小中学生のみんなは「宿題」終わりましたかね?
ちょっと戻った夏日でバテてます もう何もしたくな~~いと
いけないと分かりつつ、ダラダラした日々を過ごしてしまいました・・・

今日お天気の1ケ月予想が発表 【残暑長引かず】だそうです
よかったよかった、今年は涼しい秋を長く楽しめるといいですね

おまけに、今年はサンマ大漁魚食系としては嬉しい限りですわ
 今度のお休みはサンマを求めて買い物に行こう!

2018.08.30 
827.jpg
カミナリがばんばん落ちているので、撮ろう!と頑張ったけど無理・・・・

ここ数日、都内や関東各地で落雷やゲリラ豪雨のニュースが
でも、自宅近辺は静かなものでした


が、本日夕方5時過ぎから、カミナリ!!


カミナリ大好き♪ いい感じに綺麗な稲光が走るので撮影しようと頑張ったけど

カミナリって難しいですね・・・・(  ̄~ ̄;

2018.08.27 
京を舞台の時代物、続きます
恋する狐
『恋する狐』 折口真喜子・著


2年程前に読んだ『踊る猫』の続編がいつの間にか刊行されてました

与謝蕪村を主人公にして、蕪村が出合った不思議な話・出来事が綴られていく
お伽噺的ファンタジー  昔懐かしい「日本昔ばなし」的テイストです

本書には9つのお話が収められてます
「平家物語」にはじまり 「平家物語」に終わる ような感じでした

最初の物語『蛍舟』は蕪村が贔屓にしている舟宿の船頭が語る
琵琶法師に纏わる、不思議で物悲しい話  ‟耳なし芳一”を彷彿とさせる話でした
琵琶法師が山中で出会った女性は、平氏か源氏の姫君だったのかも?

そして最後の物語『恋する狐』は、平敦盛の話

深読みしたら、敦盛が恋した女官は、『蛍舟』の姫君だったのしから?なんて思ってみたり

『ほろ酔い又平』では、伊藤若冲がちょいと登場します!!
蕪村と若冲 この2人の天才は同じ年なんです
物語の中で「青い岩絵の具」を介して、蕪村と若冲お互い事を語っています
(会っては居ない)
互いの才を認め合い、そして自分には得られない才に嫉妬しあう
フィクションですが、ぞくぞくしました

お互い晩年は京に在住しています・・・・史実で顔を合わせていかたどうか?私はしりませんが
どうだったんだろう?
”出家したもの同士”きっと出会って、お茶の一服でも楽しんでいたに違いない!と信じたいです



読書中、蕪村さんは常田富士男氏の声のイメージで
女性の登場人物は市原悦子さんの声のイメージで、「脳内・日本昔ばなし」してました
(ナレーションは交互にお願いしてました)




☆ たまたまですが、蕪村さんが活躍した時代場所は、先に読んだ「縁見屋の娘」とリンクします
作者も設定も違いますが、「次元の違う世界」で2つの作品がリンクしてたら?

読書って、そーいう事も妄想出来るから面白いです^^
(お互いの作家さんには怒られそうですけどね)

2018.08.27 
第15回「このミステリーがすごい」優秀賞受賞
縁見屋の娘
『京の縁結び 縁見屋の娘』 三好昌子・著

「縁見屋の娘は祟りつき。男児を産まず二十六歳で死ぬ」
江戸時代、京で口入業を営む「縁見屋」の一人娘のお輪
母、祖母、曾祖母が娘を産み、その後二十六の若さ亡くなった

お輪も十八になり婿を迎える年頃だか『縁見屋の娘』の噂と、
自らの宿命を慮り未だ婿を決めずにいる

そんな夏の終わりのある日、愛宕山の行者・帰燕が縁見屋へ現れる
帰燕は、縁見屋初代の庄右衛門が建てた‟火伏堂”の堂守として滞在する事に
不思議な行者に淡い想いを抱くようになったお輪
帰燕は、お輪と代々の『縁見屋の娘』を呪縛から解き放つ為に京へ来た事を話す

呪縛は縁見屋の初代・庄右衛門と愛宕山の天狗とのある約束と
その約束を果たす為に、庄右衛門が引き起こしてしまった 母と息子の悲劇が引き金になっていた

帰燕の正体は?お輪は80年に渡る呪縛から解き放たれる事が出来るのか?




あぁ~~面白かった
文庫400p程の作品ですが、引き込まれるように読んでしまいました

時代伝奇ファンタジーですね 和製ゴシックロマン?とでもいいましょうか?
京都が舞台なので、登場人物達の会話は‟京都弁”で綴られていくのも
関東人の私としては、余計に異世界に入り込み易かったのかもしれません

縁見屋の過去の話と因縁 それと同時に現代(お輪達から見ての現代ね)の人間の因縁
前半はそれらが「伏線」として散りばめられていますが
後半は、見事にそれらの伏線が一本に見事に回収されています

結末の着け方は、もしかしたら賛否分かれるかもしれません
私は「命の輪廻」と考えたら「いい終わり方」だと思います


これ映画とか映像化しても面白いなぁと
勝手に配役してみた 年齢はバラつきますが、あくまで私の中のイメージ、ご容赦頂きたい

お輪=葵わかなさん or 波留さん (京都弁って事で、朝ドライメージのまま)
帰燕=金城武さん(最近、どーされてるんでしょうね・・?)
徳次=矢本悠馬さん(ブッチャーですが、時代劇もきっちり熟す演技派です)
島村冬吾=永山絢斗(大河もですが、侍役多いです)
千賀=菅野美穂(最早ベテラン女優の貫禄ですが、浮世離れした雰囲気もあるような)
                                               こんな感じ^^;

2018.08.27