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ふわふわと・・・夢を見ているような一冊でした
よこまち
『よこまち余話』 木内昇・著

物語の舞台は、明治の中頃か?
天神様の社と御屋敷に挟まれた路地にある長屋に住まう
仕立てを請け負う『齣江』(こまえ)という女性の周りで起こる不思議な物語です

過去・現在・未来 そして生と死が代わる代わる交差して話が進みます

読む進む毎に、ふわふわと夢の中の物語を読んでいるような不思議な感覚におそわれます
ファンタジーでもSFでもない、なんでしょうね・・・この感じは

物語の中に“能”と“花伝書”の話が出てくるので
能に造詣が深い人が読むと、また違う感想になるのかも

能は学生時代に、授業の一環で2・3度鑑賞したことがあるのですが
能は「幽玄」と形容されるように
生と死の狭間の物語が多いと聞きますが・・・そんな感じです


このふわふわとした“浮遊感”、決して嫌いじゃありません
別の本も読むたくなる作家さんです

2017.01.15 
近所のスーパーの「北海道フェア」的なコーナーで
三角牛乳
三角パック牛乳
懐かし~~い
昭和生まれの私にとって、小中学生の頃の給食の牛乳と言えば、三角パック牛乳でした
牛乳といえば、紙パックかガラス瓶ですもんね~

あまりに懐かしいので、ちょっと遅めのお昼ご飯は
“部活帰りの男子中学生の中間食”みたいな感じ
牛乳ランチ
三角パック牛乳に、メンチカツサンド(近所のパン屋さん)
三角パックで飲む牛乳は一際美味しいように感じます

久しぶりの惣菜パン♪ メンチカツサンドも美味しかったわ~
焼きソバパンとかも食べたくなっちゃった 次買ってこよう

2017.01.13 
埼玉県の架空の町が舞台のご近所ミステリー
あおぞら町
『あおぞら町 春子さんの冒険と推理』 柴田よしき・著
プロ野球二軍選手の拓郎と結婚した春子さん
結婚前は看護師をしていましたが、今は専業主婦になりアスリートである夫を支える毎日

趣味と実益を兼ねてマンションのベランダで家庭菜園をしている春子さんですが
ある日ゴミ捨て場で“パンジー”を捨てようとしていた男性・田川知り合う事になる
よくある“ゴミの分別”から、田川の行動に不審を抱いた春子さん
再び植物を捨てようとしていた田川の行動から、トンでもない事件を発見!!

二軍の試合に必ず決まった座席に座り観戦する黒服の女の本当の目的は?

ごく普通の専業主婦の春子さんが遭遇する事件の謎解き物語
ですが、事件の内容は結構ハードです^^;
パートナーからのDV オレオレ詐欺 空き巣・・・世相を反映した事件ですが
確かに身近にありそうな犯罪ではありますが、
普通の主婦はそうそう遭遇しないとは思いまけどね・・?


テンポのいい文章で一気に読めてしまいます
私は典型的なインドア派で、野球にもスポーツにもあまり関心はないのですが
プロ野球・しかも二軍選手のシビアな現実も語られているので
野球に興味のある人には、ミステリー以外の面白さもあるかもしれません
(私は、野球選手の話は“はしょって”読んでしまった・・・)


タイトルに引かれて手に取った本だったのですが
春子さんと拓郎が住む町『埼玉県青空市』が舞台になってます
住んでいる県が舞台とは、ちょっと嬉しい
“都内からは私鉄でしかいけない”
“プロ野球の球場と寮がある”っていう所から
『埼玉県所沢市』辺りがモデルなんでしょうね

2017.01.10 
このケーキの存在は、上田早夕里さんの著書『ラ・パティスリー』で知りました
キリスト教の新年明けのエピファニーで食べる伝統菓子だそうです

最近は、ケーキ屋さんパン屋さんでもお正月のケーキとして売ってます
今年の“新年会”のデザートに用意しました
ガレットデロワ1
ガレット・デ・ロワ
【Pâtisserie L'Authentique】のものです
しっとりアーモンドクリームの香ばしい素朴なパイです
ガレットデロワ2
パイの中には、フェーヴという小さな陶器の置物が入っていて、
それが入った一切れを当てた人は、今年一年幸せに暮らせるんだそうです
入っていたフェーヴ
ガレットデロワ3
お家型のフェーヴが隠れてました

で・・・・これ誰が当てたか?というと、切り分けてる時に出てきちゃった^^;

ということで、新年会に参加した皆が幸せな一年を過ごせるということで

めでたし めでたし   です



【Pâtisserie L'Authentique】さんでは、今月中旬まで“ガレット・デ・ロワ”作られるそうです

2017.01.09 
長太郎・お瑛兄妹が営む「みとや」シリーズ第二弾!
五弁の秋花
『五弁の秋花 みとや・お瑛仕入帖』 梶よう子・著
兄・長太郎が仕入れを 妹・お瑛が看板娘の三十八文屋「みとや」を舞台にした物語

「とみや」の近所に、元吉原の花魁が営む煮売り屋が出来
江戸中の男達の心を騒がせ、お瑛も巻き込まれるたり

長太郎が仕入れた市松人形に纏わる、幼い姉弟の物語

一本の銀簪からはじまる、浪人菅谷とお花の淡い?大人の恋物語

お瑛の幼馴染おせんとめぐり会った事からはじまる
お瑛が自身の出生と思い出を探る、少し切ない物語
等々6つの物語がおさめられてます

物語の季節は春~初秋で、ちょっと季節外れなのですが
新年の読書にぴったりな、読後清々しい晴れやかな気持ちにさせてくれた一冊です



ちゃきちゃきの江戸の小町娘のお瑛ちゃんが今回もガンバってますが
大店の若旦那気質がどこか抜けないのんびりした兄長太郎
今回は、兄・長太郎がしっかりし物語の重要な部分で大活躍してます
普段はお瑛の尻に敷かれているようですが
どうしてどうして、もうしっかり「みとや」の主人然とした風格が漂う仕事をしてくれてますよ!

本作では、「みとや」の周りを彩るあらたな登場人物が沢山登場してます
元花魁「はなまき」の店主・お花  「はなまき」の奉公人になったおしず
お瑛の幼馴染おせん  同心八坂
猪牙舟の船頭でお瑛に勝負を挑んできた辰吉
ますます賑やかになってきました!!

続きが楽しみですね!!

2017.01.08