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『陰陽師 玉兎の巻』  夢枕獏

安定の?平安奇譚話
玉兎
『陰陽師 玉兎の巻』  夢枕獏・著

稀代の陰陽師・安倍晴明と天上人・源博雅が語る平安時代の妖話です

本書には9つのお話が収められています
タイトルにあるように「玉兎」=「月」に纏わる不思議な話が中心です
今月の14日はウルトラスーパームーンでしたからね
なんとなくタイムリーです

晴明と博雅の“息がぴったり”合っているのは今更ですが
晴明の好敵手?と言っていい“蘆屋道満”
最初は「なんか“いけ好かない”オヤジだわ・・・・(--)」なんて思っていたのですが
登場する度に、少しづつなんとなく可愛らしく感じはじめていたのです

達観しているようですが、本当は寂しくて
晴明や博雅と“遊んで”欲しくて、ちょっかい出すんでしょうね
本書には、そんな道満の『若かりし頃の恋話」的小品が収められています

・・・・夢枕氏に、晴明や道満の青春真っ盛り?の頃の恋話を書いて欲しいものです
(博雅は、ちょくちょく”片恋”してるんですけどね^^;)




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Comments 2

良寛和尚
妖しモノですね

良寛でございます、お邪魔致します。
夢枕獏氏といえば「闇狩師」くらいしか読んだ事がありませんが、こういう「妖しモノ」の第一人者ですよね。
私はドチラかといえば、菊池秀行氏の「魔界都市・シリーズ」や「吸血鬼ハンター・シリーズ」を学生時代に夢中になった方でして、夢枕氏の本は詳しくないンです。

しかし、こういう系統の本は決して嫌いではありませんので、たまには読んでみようと思います。
月が好きな私にはこの本、取っ掛かりに丁度良いのかもしれませんね。(笑み)

藤猫=^・^=
妖しモノです!

良寛さま、いらっしゃいませ
「吸血鬼ハンターD」!!!わぁ!懐かしい~≧▽≦!!
中高校生の頃夢中で読んだシリーズです!!
栗本薫氏の「グインサーガ」とか♪

夢枕氏は沢山の著書があるので、全ては読んでないのですが
「陰陽師」シリーズは基本短編集なので、シリーズの途中から読んでも楽しめると思います
行間の間とか、闇が闇として存在していた平安の妖しい雰囲気を感じることが出来ると思います!

  • 2016/11/28 (Mon) 18:49
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